夏の風物詩と言えば花火ですね。
そして花火大会となれば、全国の地域主体であちらこちらの夜空に花火が舞い上がります。
打ち上げ花火は、江戸時代の享保17年(1732年)5月23日に隅田川で行われた「水神祭」から始まり、当時の疫病などの悪病退散を祈って、「両国の川開き」という定番行事になったと言われています。
その時に打ち上げ花火を担当していた「鍵屋」、そしてのれん分けをした「玉屋」が花火の技を競い合う中で、「かぎや~」「たまや~」という観客の掛け声が送られるようになったとか。
現在の隅田川花火大会という名になったのは昭和53年からで、打ち上げ場所も両国からさらに隅田川上流へと移動となり、今に至っています。
今年の隅田川花火大会2024は、どのような花火が夜空に舞い上がるのかとっても楽しみですね!
そこで今回は、隅田川花火大会2024のチケット販売情報や有料席と協賛席の違い、花火が綺麗に見えるおすすめの場所について調べてみました。
隅田川花火大会2024の概要
隅田川花火大会2024の概要は以下のとおりです。
■日時:2024年7月27日(土)19:00~20:30
※悪天候などのため実施できない場合は中止。(実施の可否判断は、原則当日8:00に行われる予定)
■場所
【第一会場】
- 打ち上げ開始予定時間:19:00
- 場所:桜橋下流~言問橋上流
- 最寄駅:浅草駅、押上駅、東京スカイツリー駅、曳舟駅
【第二会場】
- 打ち上げ開始予定時間:19:30
- 場所:駒形橋下流~厩橋上流
- 最寄駅:浅草駅、浅草橋駅、蔵前駅、両国駅
■総打ち上げ数:約20,000発
- 第一会場:約9,350発(コンクール玉200発を含む)
- 第二会場:約10,650発
隅田川花火大会2024有料席と協賛席の違いは?
インターネットで隅田川花火大会の有料席を調べると「協賛席」という言葉が出てきます。
この「協賛席」とはどんな席なのでしょうか?
そもそも、「協賛席」と「有料席」ってどう違うのでしょうか??
協賛席とは?
実行委員会に「協賛席とは何ですか?有料席とどう違うのですか?」と問い合わせたところ、
「実行委員会では、有料席や協賛席という言葉を使っておらず、市民協賛金で席を設けています。」
という回答でした。
どうやら隅田川花火大会で利用できる席は、「市民協賛者」という形で協賛金を寄付し、そのお礼に利用することができる特別な席のことのようです。
この「市民協賛金を寄付して得られる席」の場所は毎年ほぼ同じで、詳細は以下のとおりです。
観覧会場 | 設置場所 | 席種 | 協賛金額(申込可能口数) | 申込方法 |
第一会場(台東区側) | 台東リバーサイドスポーツセンター野球場(団体席) | ビニールシート席 | 80,000円/名(1口のみ) | はがき |
第一会場(台東区側) | 台東リバーサイドスポーツセンター野球場 | ビニールシート席 | 20,000円/名(1口のみ) | はがき |
第一会場(台東区側) | 台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場 | ビニールシート席 | 20,000円/名(1口のみ) | WEB |
第一会場(墨田区側) | 隅田公園そよ風ひろば | パイプ椅子席 | 6,000円/名(4口まで) | はがき |
第二会場(墨田区側) | 両国親水テラス | パイプ椅子席 | 6,000円/名(4口まで) | WEB |
※同一人による複数回の応募は無効
申込方法
■はがき申込期間:2024年4月30日(火)~5月21日(火)(当日消印有効)
■WEB申込開始日:2024年5月12日(日)12:00~(先着順)
詳細はこちら→隅田川花火大会 市民協賛申込要項
隅田川花火大会2024花火が綺麗に見える場所はどこ?
ここでは、隅田川花火大会2024の花火が、綺麗に見えるといわれる場所をご紹介します。
ただ、天候や風向き、建物によって見え方が変わりますので、あらかじめご了承ください。
水戸街道向島5丁目バス停周辺(国道6号)
当日、夕方になると歩行者開放区域となるので穴場です。
ファミリーマートが目印です。
※第一・第二会場の花火が両方が見えます。
タワーホール船堀(江戸川総合区民ホール)展望塔
見える花火は小さめですが、展望塔は入場無料です。
レストランの食事は抜群!
※第一・第二会場の花火が両方が見えます。
スカイツリー展望デッキ
特別営業となるため、申し込み(例年5月下旬から6月上旬にHPで発表)により当選した人のみ入場できます。(1人6,500円、お土産付き)
※第一・第二会場の花火が両方が見えます。
浅草 花やしき
過去に、夏ピアや花火大会専門雑誌などに「花やしき入場券と屋上入場券」が付いていたこともありました!
※第一・第二会場の花火が両方が見えます。
アニバーサリークルーズの船
両国橋〜厩橋の間でメインは第二会場の花火を見ることになりますが、その中でも場所によっては第一会場の打ち上げ花火を見ることができます。
※第一・第二会場の花火が両方が見えます。
ホテル
花火会場付近の旅館やホテルでは、花火鑑賞プランが用意され、予約を受け付けている所もあります。
特に、ロッテシティホテル錦糸町や浅草ビューホテル、第一ホテル両国では、例年6月頃から花火観覧プランの予約が開始され人気です。
銅像堀公園(墨田区向島5丁目9-1)
近くに高い建物がないため、花火を間近で見ることができます。
無料なのがいいですね。
浅草寺境内
多少は混み合いますが、東京観光とともに人気のスポットです。
コモディイイダ東向島店
ポイントカードが必要ですが、先着300名まで屋上駐車場が開放されます。
汐入公園内土手
会場から離れており、場所取りが必要になりますが、スカイツリーのライトアップも合わせてゆったりと見ることができます。
まとめ
今回は、隅田川花火大会2024のチケット販売情報や有料席と協賛席の違い、花火が綺麗に見えるおすすめの場所についてご紹介しました。
第一会場では、「両国の川開き」からの花火ゆかりの業者と花火コンクールが実施され、第二会場では、第一会場より遅く始まりますが、玉数は多く華やかな創作花火が用意されます。
隅田川花火大会は、2つの会場で花火が打ち上げられるので、場所によっては両方見ることができ、それぞれ会場ごとに特徴があっていいですね。
今年も隅田川花火大会を楽しみましょう♪
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